映画:「時をかける少女」(2006年)
「時をかける少女」(2006年)
記念すべき映画紹介1回目。
どの映画にしようか迷いましたが、やはりここは私が1番好きな映画にしようと思い、これにしました!!!
金曜ロードショーで何度も放送してるので、見たことあるという人も多いのではないでしょうか。
私は好きすぎて10回以上見ています笑
夏になると見たくなりますよね。あの青空と入道雲、そして夏休み!!!
私は好きすぎて、何と大学の卒論でこの作品を扱います笑
それくらい大好きな作品です。
原作は、筒井康隆さんの同名小説。
とは言っても、かなりアレンジされていて、時代設定もキャラクターもストーリーも違います。
主人公は女子高生の真琴。
ある日突然、彼女はタイムリープ(過去へ行くこと)ができるようになり、そこから巻き起こる出来事を描いた作品。
ひと夏の青春が描かれます。
真琴といつもつるんでるのが同級生の千昭と功介。
女1人、男2人。この3人の関係性の変化も見どころです。
過去に戻って人生をやり直したい。
そんな風に思ったこと、ありませんか?
私はあります。それはもうたくさんあります。
過去に戻れたら絶対今よりいい人生を送れるし、タイムリープの力が欲しい。
ずっとそう思っていました。
でも、本当にそうなのでしょうか?
確かに過去に戻れたら、やり直せる。
だけど、過去を変えたことによって発生してしまう出来事があるのかもしれない。
この作品を見ると、ふとそんな気持ちになって考えさせられます。
そんなメッセージ性も魅力ですが、この作品のもう一つの魅力は、ずばり恋!!!
というわけで、私の好きポイントを語ります!
(以下ネタバレあり!!!!!)
この映画を見て、私は千昭に恋をしてしまいました!!!
もう本当に、かっこよすぎる!!!
名シーンはやっぱり、
「未来で待ってる」
ここですよね!!!
あのタイミングで、あの動作で、「未来で待ってる」ですよ!?
最高すぎませんか!?
あんなこと言われたらさ、他の人のこともう好きになれないよね。
ずるい!千昭ずるいよ!!!
分かってるんだよ、もう会えないことは。
それでもあえて、「未来で待ってる」って言う。
これってある意味、千昭の独占欲なのかな?と思いました。
あんなこと言われたら、絶対他の人のこと好きになれない。千昭のこと忘れられるわけない。
それが分かってるから、千昭はあえて「未来で待ってる」って言ったのかなって。
ずるいですね、千昭。
そういうとこも好きです。
私のもう一つ好きなシーンは、自転車で2人乗りしながら、千昭が真琴に告白するシーン。
私ね、ああいう告白のされ方が理想なんです実は。
呼び出されて改まって告白されるより、全然関係ない話をしてたら急に何の脈絡もなく、サラっと告白されたいんです。
何か、ドキッとするじゃないですか。不意打ちっていうか。
だから千昭の真琴への告白はもう私的にドストライクでして笑
「あ、好き。」って思った笑
だから、真琴が何度も告白をなかったことにした時は、「何て馬鹿なことをするんだ真琴!!」って思ってました。
千昭と対をなす功介も男前なキャラだよね。
功介が「俺が彼女つくったら真琴が1人になっちゃうじゃん」って言った時は惚れた笑
私はあの時点でもう千昭に恋してたから功介には恋しなかったけど、あれはドキッとする。
きっと功介は千昭が転校する前から真琴のことが好きだったんだろうなー。
それで、千昭が真琴のこと好きなのにも気づいてた。
真琴が恋愛苦手なのも気づいてた。
だから告白しなかったんだろうし、真琴が千昭に惹かれはじめた時も真琴本人より先に真琴の気持ちに気づいてたんだろうなぁ。
人の気持ちが分かりすぎるのも辛いのかもしれない。
本来千昭はあの時代にいなかった人で、真琴と出会うはずのない人で、真琴が千昭に恋をすることもなかった。
そうしたら、功介の想いは実ってたのかもしれない。
そう考えると、何だか深いですね。
そろそろまとめますと、私は千昭が大好きだし、この映画を見るたびに結局1番の感想は「千昭かっこいい」だったりします笑
何度でも見れるし、何度見てもやっぱり千昭好きですかっこいいです。
友情から始まる恋愛に私が憧れるきっかけになったのは、もしかしたらこの作品なのかもしれないなぁ。
未来で待ってる。